2019年7月4日に初日を迎えた、東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」にて、市川海老蔵の長男、堀越勸玄くんが「外郎売」で約4分間にわたる早口・長セリフを披露しました。
見ている人全員が親のような気持ちで、ハラハラドキドキで見ていたのではないでしょうか。
セリフを言い終えるとその場にいた約2000人の観客が拍手喝采で勸玄くんを称賛しました。
見事なセリフ回しを見逃してしまった方のために・・・
- 勸玄くんが外郎売の長セリフを披露している様子。
- 「外郎売」ってなに?
という事が気になった方のために、ご紹介していきたいと思います。
勸玄くんの外郎売の早口長セリフ
早速、2019年7月4日に初日を迎えた、東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」にて披露された、勸玄くんの「外郎売(ういろううり)」早口長セリフの動画をご覧ください↓。
以下のツイッター投稿は、勸玄くんの外郎売の長セリフ披露の報道を見た視聴者のものです。
勸玄くんから少し離れた舞台上で見守る海老蔵さんは、歌舞伎メイクの上からでもわかるほど心配している様子でした。
もう、「役者」の顔ではないように見えました(笑)
完全に「素」の表情というか、「息子を心配するパパ」の顔に見えたのは私だけではないはずです(笑)
ご自身のブログにも「昼の部終わりました。」このような記事を更新しています。
この人、凄いです。見てほしいです。もう涙とまらない
2018年11月にユーチューブの時事通信芸能動画ニュースでアップされた以下の動画では、1分38秒あたりから2分32秒あたりまで外郎売の一部の台詞をお姉ちゃんの麗禾ちゃんと披露していますので、ご紹介したいと思います。
引用元:ユーチューブ・JIJIPRESS時事通信芸能動画ニュース
2018年11月にはここまで外郎売を言えるようになっていたんですね。
麗禾ちゃんもこのセリフを一緒に言えるようなので、家族みんなで一丸となって芸事に取り組んでいるというプロフェッショナルさが垣間見えました。
勸玄くんと麗禾ちゃんが楽しそうに長セリフを言っている姿もほほえましいです。
外郎売って何?
「外郎売」は市川宗家のお家芸で、享保3年に二代目市川團十郎によって初演された歌舞伎十八番の一つ。その後十二代目市川團十郎が復活させて現在に至ります。
十二代目市川團十郎といえば、海老蔵さんのお父様です。今回の勸玄くんの勇姿を見せたかったですね。きっと目尻を思いっきり下げて嬉しそうに見るのだと想像します。
勸玄くんのパパである海老蔵さんは7歳の時に七代目市川新之助を襲名した際に披露しています。
勸玄くんは、パパよりも1年早くこの難題に挑んで見事やり遂げる事ができました!!すごい!!
「外郎売」はそのセリフ回しの難解さから、アナウンサーや声優の滑舌練習にも良く使用されるものです。このことからも、いかに勸玄くんがすごい事をやってのけたのかがわかります。
勸玄くんの外郎売まとめ
2019年7月4日に初日を迎えた、東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」にて、市川海老蔵の長男、堀越勸玄くんが「外郎売」で披露した、約4分間にわたる早口・長セリフについて
- 勸玄くんが外郎売の長セリフを披露している様子。
- 「外郎売」について
ご紹介しました。
すでにパパである市川海老蔵さんを超える大物の予感がする勸玄くん。
今後の活躍にもますます目が離せなくなりそうです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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