こんにちは!リリスです。
2019年6月、全仏オープンジュニア男子シングルスで16歳の新星:望月慎太郎くんが4強(ベスト4)入りの快挙を成し遂げました!
それまでの日本人最高記録は、2006年の錦織圭の8強ということからもその功績のすごさがうかがえます。
今回はそんな望月慎太郎くんについて、プロフィールやプレースタイル、全仏オープンなどの成績をご紹介していきたいと思います!
望月慎太郎のプロフィール
望月慎太郎(もちづきしんたろう)
生年月日:2003年6月2日
年齢:16歳(2019年6月現在)
身長:175㎝
コーチ:山中夏雄(IMGアカデミー)
所属:IMGアカデミー(12歳から)
*IMGアカデミーとは・・・
アメリカのフロリダ州ブレイデントンにある、世界的に有名な寄宿学校・スポーツトレーニング施設。テニスのほかに、野球、バスケットボール、アメリカンフットボール、ゴルフ、ラクロス、サッカー、陸上競技、クロスカントリーなどの選手を養成している。
また、英語などの学術や、スポーツ大学への入学準備も提供している。
テニスコートだけで、55面(ハード・クレー・室内・室外)完備されている。
卒業生には、アンドレ・アガシ、マリア・シャラポワ、錦織圭などがいる。
望月慎太郎はこのIMGアカデミーに錦織圭らと同じく盛田正明テニスファンドの奨学生として所属している。
望月慎太郎のプレースタイル
一見して、遅いボールをうまく使う選手だと感じた。配球と緩急でミスを誘ったかと思えば、一転、強打でウィナーを取る。クレーコートが得意と見たが、IMGアカデミーで指導にあたる山中夏雄コーチによると「クレーは苦手。日本選手に多い、早いタイミングでパンパンパンパーンとやるタイプ。速いコートが得意だった」という。
望月のゆるいボールがクロスの浅いところに飛んでいく。一見、甘いボールだが、相手は前に入れず、攻撃的に返球できない。トップスピンの深いクロスと、回転量の少ないショートクロスのミックスに、相手が戸惑っているのが分かる。その返球を待ち構えてダウン・ザ・ラインにアタックする。このショットも、ストレートと逆クロス気味のボールなど、コースは多彩だ。さらに、ネットに詰めてフィニッシュに持っていく形も頻繁に見せる。ベテランのような組み立ての妙、パターンの豊富さだ。
山中コーチが小さく笑いながら、二人の秘策(?)を教えてくれた。 「メチージュの動画を見せたんです」
引用元:THE TENNIS DAILY
匠の技と頭脳プレーで、海外の強豪選手を戸惑わせるそのプレーは見る者を引きつける魅力があります。
ぜひ一度は会場に行って、望月慎太郎くんの雄姿を見てみたいものです!
望月慎太郎の最近の成績(全仏オープンにいたるまで)
2018年9月:ジュニアデビスカップに日本代表として出場、シングルスで5勝し、日本の5位入賞に大きく貢献する。
2019年1月:コスタリカのグレード1大会優勝。ベルギー大会(全仏の前哨戦)では、ベスト4入り。
2019年6月:全仏オープンジュニア男子シングルスで、日本男子史上初の4強入り。
松岡修三の「修三チャレンジ」にも参加していた!
引用元:松岡修造オフィシャルサイト
国内トップレベルの男子ジュニア選手を対象とした松岡修造主宰の強化合宿「修三チャレンジ」。
少年時代の錦織圭が参加していたのは有名な話ですが、望月慎太郎くんも参加していたそうです。
3歳からテニスを始めて、12歳でIMGアカデミーへの留学を果たした望月くん。
少年時代から頭角を現し、トップレベルの英才教育を受けてきたことがうかがえます。
錦織圭が全仏ヒッティングパートナーに指名
望月慎太郎くんは、2019年6月の全仏オープン回戦錦織圭vsブノワ・ペールの試合前に錦織圭からヒッティングパートナーに指名されています。
*ヒッティングパートナーとは?
ヒッティング(ラリー)をマンツーマンで行う練習相手。
これはとても名誉なことで、練習相手として互角にプレーできると認められたといっても良いでしょう。
そんな錦織圭も、2006年にフェデラーとの決勝戦を控えたナダルからヒッティングパートナーに指名されました。
望月慎太郎のまとめ
今回は、2019年6月の全仏オープンジュニア男子シングルスで、錦織圭の8強という記録を塗り替え、4強という快挙を達成した望月慎太郎くんについて、プロフィールやプレイスタイル、成績などについてご紹介しました。
全仏オープンジュニアの錦織圭の8強を超えて4強になった今、錦織圭を超える日もそう遠くはないでしょう。
今後の活躍にますます目が離せなくなりそうです!
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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