ついに行ってきました!ムーミンバレーパークのプレオープン(3月9日)
今回は私と娘、母と母の友達、私の妹親子の下は1歳から上は70歳まで幅広い世代で行ってまいりました。ムーミンフリークの母にいたっては、妹の1歳と3歳になる子供たちに手作りの衣装を強制的に(笑)着させ、ひときわハイテンションで楽しんでおりました。
今回は、プレオープンということもあり、運営側もグランドオープンに向けての試営業という意味合いがあると思うので、末永く多くの人に愛される、より良いテーマパークになっていって欲しいという願いを込めて、良かった点だけでなく「こうして欲しいな」という要望点もお伝えしたいと思います。
まずはじめに、母の力作を見てやってください。
ミイの赤いワンピースとスナフキンの服・帽子が母の手作りです。体の対比は逆になっていますが、ムーミンに詳しい人は当然のように知っている「スナフキンはミイの弟」という意味ではこれで合ってる?どちらの衣装も母が着ていた服をリメイクしたものです。この程度の服ならあっという間に縫い上げてしまう母。恐るべし(笑)ムーミンフリークの方なら、スナフキンの帽子とミイの頭に花があるのもわかっていただけるハズ。
ディズニーランドでコスプレしても全然珍しくないのに、今回はコスプレしてる人がほとんどいなかった。「可愛い♥」と言ってくださる方も多かったけど、「そうとうムーミン好きなんだね(笑)」という声も聞こえてきたのでちょっと恥ずかしかった(笑)まあ、当の母はそんな言葉が一切入ってこないほど目の前に広がるムーミンワールドにのめり込んでおりましたが(笑)
目玉のアトラクションをご紹介
エンマの劇場(エンマ テアッテリ)
1日3回、1回30分開催されるムーミン一家とその仲間たちのショー。チケット制ではないので、早めに席を確保することをおすすめします。エンマ劇場と言えば大洪水の際にエンマさんとムーミンパパ・ママ、スニフがはぐれてしまったムーミンとフローレン(ミイも)を探す旅に出るという内容のお芝居をした場所です。実際は大洪水の中での上演なので、客席は水に沈んで、観客は小船に乗って観覧しています。そして、上演中にムーミン・フローレン・ミイはエンマさんの姪っ子(多分)と小船でここにたどりつき、お芝居の続きのように再開するのです。
ショーの内容は違いますが、それは行ってからのお楽しみ♪
ムーミン屋敷
ムーミンバレーパークのシンボル。ムーミンと言えば、このムーミン屋敷を抜きには語れません。細部まで忠実に再現されているこのお屋敷はぜひ中も見てみたいもの。ここはチケット制で1回1000円で約20分のツアーに参加できます。
ムーミンフリークの方からは、内部が忠実に再現されていない!という声が聞こえてきそうですが、そもそもあれを再現するのは物理的に無理かと思われます(笑)ですが!細部にまで趣向をこらした作りになっていますので、一見の価値ありです!
ムーミン一家が冬眠中に、一人だけ起きてしまったムーミンが自分の部屋から外に出るときに使ったはしごもちゃんと再現されています♪
海のオーケストラ号(メレンフィスケ)
ムーミンパパが若かりし頃、孤児院を抜け出した後に発明家のフレドリクソン(スニフの大おじ)が作ったこの「海のオーケストラ号」に乗りフレドリクソン、ヨクサル(スナフキンにそっくりだが正体は不明)とともに冒険に出かけます。
こちらもチケット制で1回1000円。約15分の上演です。両脇に観客席があり、中央でプロジェクションマッピングなどの趣向をこらしたアトラクションが行われますが、プレオープンのこの日はチケット1つとるのに30分待ちは当たり前(泣)
ちびっことおじいちゃん連れの我が家はチケットゲットならず。次回リベンジです(泣)
多少お水も降りかかってくるそうです。あ~浴びたかった。
飛行おにのジップラインアドベンチャー(タイクリン セイッカイルパイッカ)
おさびし山の頂上から、ハーネスをつけて宮沢湖の上を往復約400m滑走するスリル満点のアトラクションです。
チケット制で1回1500円所要時間約20分
*身長120㎝以上190㎝未満、体重30kg以上100kg未満、ハーネス装着可の方に限る。
りんどう湖ファミリー牧場にもあるあの、ワイヤーに吊るされてぴゅ~っと滑降するやつですね♪やりたい~♪
これもチケット取れず(泣)楽しそうに滑降している他のお客様をうらやましく見つめていました。
ヘムレンさんの遊園地(ヘムリン レイッキパイッカ)
おさびし山の頂上にある北欧色強めのアスレチックです。ここなら、小さなお子さんでも楽しめます♪ちっちゃな滑り台やちょっとしたウォールクライミングもあり、思いっきり体を動かせます。自由にお絵かきできる大きな黒板もあるので、お絵かきが好きな子にも楽しんでいただけると思います。うちのおちびちゃんたちも、ここでは思いっきり遊ぶことができました♪
楽しいスポットはまだまだたくさん♪
ワークショップや
おさびし山の天文台(ムーミン・スニフ・スナフキンが冒険の末にたどりついた場所)や
ムーミン一家がパパの「旅に出たい」の一言からなんやかんやあってたどりつき、少し住み着いていた灯台も再現されているので、ムーミン好きの方がわくわくするスポットだらけです♪
思いのほか混みまくっており、思うように施設を堪能できず中途半端なご報告となってしまい申し訳ありません。
次回こそは、隅の隅まで堪能したい!!
プレオープンに行って気付いたこと
今回、1歳から70歳までを引き連れてムーミンバレーパークに行った中で、気付いたことをまとめたいと思います。
- 案内看板がフィンランド語でわかりづらい。
- 移動距離が長かったり、坂道だったりで、お年寄りには辛い。
- 1つ1つのアトラクションが高い。フリーパスがあると良い。
- カフェ・レストランの料金が高い。
案内看板に関しては、北欧やムーミンの世界観を保つための演出なのかもしれませんが、ムーミン好きさんだけが訪れるわけでもないと思うので、日本語表記をもっとわかりやすくして欲しいと思いました。
移動に関しては、「この先に何があるのかが分かりづらく、長い距離を移動した末に目的地にたどり着けなかった。」と、一緒に行ったアメリカ人のおじいちゃんが申しておりました。お年寄りにも優しいパーク内の案内板の明瞭化を希望します。
入場料が安い分、アトラクション代が高くつくのはいたしかたないのかもしれませんが、遊び盛りの子供たちはきっと何回も何回もアトラクションを楽しみたいと思うので、フリーパスがあると良いと思いました。
食事代が高くつくのも、入場料が安いことが影響してるのかもしれませんが、ちょっと高いかな(泣)大勢でいったら、大変なことになりそうです。今回は、フードエリアも満員で入ることすらできなかったので、入口にある軽食売り場でウインナーなどを買って済ませました。
まとめ
今回はプレオープンということで、まだまだ改善の余地があると感じました。
ただ!日本でここまでムーミンの世界観を再現できている施設は他にないと感じたのも事実です!
ムーミンフリークの母にDVDBOXを与えられ、洗脳されるかのようにムーミンの世界にはまっていった私たち親子ですが、ムーミンのお話を知っているからこそムーミンバレーパークを人一倍満喫できたのだと思います。今後の改善に期待し、再び(いや、何度も)ムーミンバレーパークに足を運びたいと思います♪
おまけ♪
歩き疲れてクタクタになったスナフキン♪この日彼が夜も夜泣きすることなく、ぐっすり眠ったのは言うまでもない(笑)
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